ベトナム_2
2日目、ホーチミンの中華街、チョロンへ。
道を渡れずにオロオロ。
そんな中、一緒にいた友人の肩をポンポンと叩いて、
ついてきなさいとばかりに、
私たちを引き連れて一緒に渡ってくれた現地の子。
言葉を交わさずとも、最後に「じゃあ」と手を挙げてお別れ。
温かい対応に触れ、大感激。
「あんな人になりたいね」と友人と語り合う。
この地で、目指す目的地とは程遠い場所で彷徨い、
(場違いな所を歩いていたと後に知る)
バイクの中を何度も渡り歩く事に。
外国人は私たちだけのような場所で揉まれた結果、
「精神的な強さを手にしたよね」と友人とやたら称え合う。
現地の人が、道路をどう渡るかじっくり観察してコツを掴み、
足を踏み出す勇気をだんだん持てるようになりました。
最終的には、轢かれてたまるか!と強気にさえなり、
全く恐れないまでに成長。
「私たち逞しくなったよね」と、
またもや友人と称えあったのでした。〈A〉